ギャッベとは、ペルシャ語で目が粗く毛足の長い絨毯をさし、ギャベとも呼ばれます。遊牧民の手織りの絨毯の略称で、ふかふかに織り上げられているのが特徴です。
元は、遊牧民の女性たちが手間暇をかけて丁寧に織り上げる絨毯のことで上質なウールの糸を織り込んだ伝統的な織り物として有名です。しかし、希少価値やデザイン性の高さから、高価なものばかりです。
生活にかかせないラグだからこそ、もっと手軽に良質なギャッベを楽しんで頂きたい!という思いからインドの高い生産技術と高品質なものを当店のバイヤーが現地に赴き、厳選し直輸入することで適正価格にて提供しています。
ハンドノッテッド(手結び)という最も古い手法で職人が丁寧に織り上げます。非常に手間のかかる作業であることから、同じ柄でも1枚1枚に個性があり大量生産にはない風合いがあります。
ギャッベは山岳地帯で暮らす遊牧民によって編み出された絨毯。通常は土足で使用される為、強度と耐久性が高いのも特徴です。
しっかりとした厚みと弾力があるので、へたりにくくとても丈夫。使い込むことで味わいが増し、長くお使い頂けます。
遊牧民の生活とともにあるギャッベのデザインは花や木々、人、動物、風景など広大な土地で育まれた豊かな感性で描かれます。
絨毯が絵のようなアート性がありつつも、その素朴さと温かさは人のこころを癒してくれるものばかりです。
代々受け継がれていくギャッベにはすべての図柄に意味があります。
家族円満や、長寿や健康など使い手の幸せを願う思いが込められ織り込まれているのです。
鹿・・・家庭円満
生命の木・・・長寿や健康
窓・・・幸せを呼び込み、邪悪なものを防ぐ
鳥・・・神様からの使者
ライオン・・・深い知恵、富、力
羊やヤギ・・・不自由のない暮らし
ギャッベは織り子さんがひとつずつ丁寧に織り上げられるため、機械で作る大量生産にはない「個性」のある絨毯。
同じ柄でも少しずつモチーフの位置や大きさが違っていたり、微妙にサイズが異なっていることもありますが、それが手織りの良さであり魅力なのです。
1枚1枚違った出会いを楽しんで下さい。
ウールを含んだ素材は、ふっくらとして弾力があります。
優れた通気性と保温性をもち、夏場ではサラっとしてべたつかず、冬場は室内の温かい空気を含んで保ち床からの冷気を抑えます。
オールシーズン対応という機能性の高さも人気のひとつです。