冬は暖かく、夏は涼しい
ウールには「クリンプ」と呼ばれる繊維の縮れがあり、ここに空気の層があり60%もの空気を含んでいます。化学繊維の5分の1、綿の2分の1しか熱を伝えない熱伝導率が低い為、暑さや寒さという外気から体を守ってくれます。
ウールには「クリンプ」と呼ばれる繊維の縮れがあり、ここに空気の層があり60%もの空気を含んでいます。化学繊維の5分の1、綿の2分の1しか熱を伝えない熱伝導率が低い為、暑さや寒さという外気から体を守ってくれます。
ウールの吸湿力は綿の約2倍、ポリエステルの約40倍!人体にやさしい、“さわやか”繊維。また、ウール繊維はエピキューティクルというとても薄い膜で覆われているため、表面に汚れがつきにくい“クリーン”な繊維です。夏場では空気中の湿気を吸収し、水分が蒸発するときに気化熱を奪うため、涼しく感じることができる優れもの。
ウールの表面は、とても撥水性の高い物質でおおわれています。だから、汗などの湿気は繊維内部に吸収するけれど、雨などの水滴は表面ではじいてよせつけません。
ウールは、もちろん生粋の自然素材。 19種類のアミノ酸配列を基本としたタンパク質でできています。だから、廃棄されると、土壌中の微生物によって完全に生分解され、土に還ります。
ウールって、意外と燃えにくいこと、ご存じですか?もちろん強い火にさらされている間は燃えつづけますが、火源を取り除くと、ごくわずかの間くすぶるだけで自然に消火します。 また、合繊のように熱によって溶解しないので、火傷や延焼の危険も少なくなります。燃えても煙の発生が少なく、有毒ガスがほとんどでないことも安心。
ウールには、これらの化学物質を吸着し、無害なものにする働きがあることが実証されました。 化学物質をしっかり吸着して、空気を浄化。 しかも、一度吸着したら、科学的に結びついて外部に放出しない・・・だから、お部屋にウールのカーペットを敷くことは、天然の空気清浄器を備えることと同じ機能を発揮します。