ラグの品質は、重量や、織り目(結び目・ノット)の数、素材の原産地、柄などで区分されます。特にウール100%のラグではウールを贅沢に使って、手間暇のかかる工程かどうかというところに価値が出てくるのです。インド製のラグは、手作業ながらもシステム化された生産方法で、高いコストパフォーマンスを誇っています。

ラグの重さ(重量)

ラグの重さというのは、素材の重さ。すなわちどれだけ贅沢に素材を使用しているかということです。rugmart.jpで取り扱っているラグのほとんどは、ウール100%。それを手結びであったり手織りであったり、手間のかかる工程を経てようやくギャッペやキリムといった製品になります。
一般的に、パイルの目が細かいほど、ラグの厚みがあるほど、重くなります。そうした重いラグは、しっかりとした踏み心地を持ち、高い耐久性を持っているのです。
同じ大きさ、同じ厚みなのに、なぜか違う重量。実はこんなところに、品質の違いが表れているのです。
重い=贅沢。この基準をもってラグ選びをしてみてはいかがでしょうか。どっしりとした重いラグこそが、本物の風格と風合いを醸し出せるのです。
織り目(結び目・ノット)の数

ハンドノッテッド ラグの品質を確かめる判断基準として良く使われるのが、ノット数です。ノット数というのは簡単に言えば繊維の密度のことであり、数値が高いほどたくさんの結び目が有り、それだけ手間がかかるため高級品と言えるわけです。また、同様に機械織り・手織り等の織り機を使用したものも織り目の細かさが品質の基準になっています。
ギャッベは、もともとノット数の少ないものざっくりと織ったものを指していますが、その中でもしっかりと目を詰めて高い密度に仕上げてあるものほど、高級品になります。目は荒くてもウールがぎっしりと詰まったギャッベは、とても重く、簡単にパイルが寝たりしません。
ノット数は品質の一つの基準。ですが、織り目(結び目)の数が一緒でも、繊維の密度には差が出てきます。いかに多くの繊維を使っているかが、もう一つの基準でしょう。