ラグの素材や特性、サイズの選び方など、購入する前に知っておきたい情報をまとめてご紹介。
部屋に舞っているホコリやハウスダスト、花粉などを吸着し拡散を防止する働きをするのでアレルギー対策に効果的。掃除も表面のゴミを吸い取るだけの簡単お手入れ。
ラグには断熱性があり、夏はエアコンの冷気を逃がさない働きを、冬は床からの冷気を遮断し保温してくれるのでお部屋の温度を一定に保ち光熱費の節約に繋がります。
歩行や転倒、物を落とした時などにかかる衝撃を吸収します。足腰にも優しく、赤ちゃんや高齢者、ペットにも安心です。
フローリングや家具の間に挟むことで、それぞれの傷つきを防止します。特に重みのある家具などをラグの上に乗せても、傷つきにくいのがポイントです。
程よい暑さと毛の密度が高いラグは、遮音性に優れており足音や物音を吸収し生活音を軽減してくれます。
仕切りのない1つの空間でも、リビングとダイニングとラグをそれぞれの空間で区切りフロアゾーニングの効果で視覚の錯覚がおきひとつの空間が広く感じることができます。
ラグで使用する素材の品質は、手に取って実際に見ないとわかりづらいものです。
「厚さ」と一言に言ってもウール、ヴィスコース、コットン、レザー等の様々な素材の種類があります。
その素材を使用した中で「厚さ」があり、またRUGMART独自の基準で「厚い」「薄い」と記載しても、実際のラグをご使用になるユーザーの方それぞれ受け取り方に違いがあると考えました。
現物を手に取って確認できない場合、共通指標となるもので比較できればと思い、RUGMARTでは、世界的に普及している「GSM」で素材厚情報を開示しております。
GSM(ジーエスエム)=Gram per Square Meater=グラムパースクエアメーターの略
平米目付と訳され、1平方メーター(1m×1m)あたりの生地のグラム数のことをさします。
数値が大きいほど素材を多く使用してラグを製造しているという事と「厚み」があるという事になります。
算出例:ラグの縦×横×gsm=ラグの重さ
天然素材
肌ざわりのよい質感と素朴な風合いが感じられる天然素材。環境に優しく、冬は暖か、夏は涼しくお過ごしいただけます。
冬は暖かく、夏は涼しい素材で肌に優しい素材。温度調整が得意でオールシーズン対応。天然の抗菌消臭機能が備わっています。
吸湿性や通気性がよく柔らかな肌ざわりでシーズン通して快適に過ごせる使い心地。とても丈夫で、耐熱性にも優れている天然素材です。
通気性や水分の吸収性に富んでおり、夏に最適な繊維。また保温性と耐久性も高いので冬場でも快適な自然環境に優しい素材です。
高機能素材
進化し続けている機能性素材。耐久性や柔軟性の高いものからお手入れのしやすいものなど色んな特徴を持っています。
軽く、保温性に優れた繊維ですが、とても丈夫でシワになりにくい。薬品や害虫などにも強いので、衣類の素材としても多く使われています。
レーヨン素材の一種で、光沢や質感に優れています。滑らかでさらりとした質感で心地よくフィットする素材です。
吸湿性と保温性にすぐれ、冬は暖かく、夏はさらっと涼やかに。天然の防汚性と難燃性を備えている素材です。
ラグの製造法としては、最も歴史の古い手法が、ハンドノッテッド(緞通)です。 たて糸にパイルを結び、カットしながら織っていく為、作るのに非常に時間がかかるのが特徴です。色や柄が最も自由に作れる事から、美術工芸品的な意味合いを持つラグも数多く存在します。
ハンドルームは、手織り機によって織られたものを指します。一列ごとに目の詰まり具合やパイルの状況を確かめながら丹念に織り上げていきます。機械織りのような端正さと、手織りの温もりを感じさせるラグです。一般的に、たて糸にパイルをひっかけているだけですので、織り機で織った直後は簡単にウール糸が取れてしまいます。それを防ぐのに、膠や樹脂・接着剤などで固定し、裏に保護用の布を当ててあります。
タフテッドラグとは、タフテッドガンやタフテッドマシンによって、基布にパイルを刺し込む刺繍方式の製法によるラグのことを言います。 織りじゅうたんに比べて高速で大量生産できるのでコストが安いというメリットがあります。タフテッド技術の進歩で、最近は織りじゅうたんと見間違うほどの柄やテクスチャーも可能になりました。刺しあがった後、化粧裏地を張付けて完成させます。
ラグマートで取り扱っている基本のサイズと最適な利用場所を確認しましょう。あくまで例ですので使い方は自由です!
サイズ | 最適な利用場所や目安 |
---|---|
40×40cm | 椅子や車などの座面 |
40×60,50×80,60×90,60×120cm | 玄関やベットサイド |
60×180cm | キッチン |
140×200cm | 2~3人掛けのソファ |
160×230cm | 3人掛のソファ |
お部屋の大きさだけでなく、場所やライフスタイルに合わせたサイズを選びましょう。
リビングスペースはソファを基準にするとサイズが選びがしやすい場所です。ソファがない場合や過ごし方、ライフスタイルによって様々です。
ダイニングでは主に、椅子の出し引きの音を軽減したり、キズ防止、足元の冷えを防いでくれるメリットがあります。また、椅子を置くことを考えると ラグは平織りのタイプか毛足のあるタイプでも短いものを選ぶようにしましょう。
寝室でのラグの敷き方は何通りもあります。ベッドまたは布団の真下に敷く場合はベッドなどの家具から床を守り傷等防止してくれたり、床からの冷気をガードするので寒い時期にも安心。ベットサイドに敷く場合ですと、就寝前起床後の足元を温かくしてくれる効果が。また、小さなサイズのラグはインテリアのアクセントになるので足元やサイドに敷くのがオススメです。
週2回程度、掃除機をかけることをお勧めしています。パイルを起こすようにかけると効果的です。
遊び毛の除去や、ダニの繁殖を抑える為に裏返すなどして風通しをよくすると◎
日常の掃除だけでは取り切れない汚れなどが徐々にたまる為、1年に一度程度か汚れが気になる場合は2~3か月を目安に行ってください。
天気の良い乾燥した日を選び半日ほど乾燥させた後、軽く棒などで叩きパイルの奥に入り込んだホコリを外に出します。
中性洗剤をバケツにキャップ1~2杯をぬるま湯に溶かし、固く絞った雑巾で拭き掃除をしてください。その後、水洗いした雑巾で洗剤をふき取り乾燥させて下さい。
どうしても落ちない汚れがあるときは
専門業者によるクリーニングには、パウダー方式をはじめ色々な方法があります。市販されているラグ・カーペット用のシャンプーを使用し家庭で行う方法もありますが、ひどい汚れやシミなどの場合は、専門業者に依頼するほうがよいでしょう。
ラグの素材や特性、サイズの選び方など、購入する前に知っておきたい情報をまとめてご紹介。